任意売却


競売と任意売却の違い

売却価格

競売では、一般的な不動産売買の相場と比べると、半額程度の金額で落札される事が殆どです。競売の場合、通常の住宅ローンの利用はできず、入札者は落札代金を現金一括で支払う必要があります。入札者の大部分は資金力のある不動産業者などで、競売物件で利益を得る為に入札を行っており、このため高値での売却は難しいのです。

任意売却の場合、概ね通常の売買相場の1割減程度の金額で売却できる為、売却額に大きな差が出来ます。自宅を売却した後の住宅ローン残債務を考えると、競売は避けるべきでしょう。
※任意売却も、瑕疵担保責任が免責されるため相場金額よりは安くなります。

転居費用

自宅が競売で落札された場合、転居のための費用を交渉するのは難しいでしょう。落札人が引っ越し代の提供を申し出る場合もありますが、大抵の場合それは住人を安く追い出すためです。金額がかさむとなれば、強制執行を行えば良いのですから、転居費用の交渉にはまず応じません。
任意売却の場合、あらかじめ転居費用を約束した上での売却が可能です。

転居時期

競売の場合、自宅が落札されたら速やかに転居する必要があります。転居に応じないでいると強制執行が行われ、それこそ自宅から叩き出されてしまいます。任意売却の場合、売却前に転居時期の交渉を行う事が可能です。行くあてもなく、自宅を追い出される事態を考えれば、早めに任意売却する方が賢明です。

任意売却を決断したら

任意売却は、通常の不動産取引とは異なる経験を要求されます。
金融機関と抵当権抹消の交渉を行う必要がありますし、住宅ローンの残債務や、引越しの手配など多岐に渡った処理が必要です。
大手の不動産会社担当者が経験豊富とは限りませんので、なるべく地元の経験豊富な業者に査定を依頼して、任意売却の経験がある担当者を探しましょう。